「それでいい。」シリーズが立ち上がったのは2017年6月。第1作の『それでいい。』から『やっぱり、それでいい。』『生きづらい毎日に それでいい。実践ノート』『夫婦・パートナー関係も それでいい。』とシリーズ・ラインナップも増えてきました。おかげさまで好評をいただき、シリーズ10万部を突破しています。そしてこのたび12月に、第5作目『空気が読めなくても それでいい。』が発売となりました。

今回、取り上げるテーマは「非定型発達」です。あまり聞きなじみのない言葉かもしれません。それはいわゆる病名のつく「発達障害」ではないのですが、日常さまざまな生きづらさを抱える「グレーゾーン」と言われ、昨今注目されています。自分がなぜか周りと違って普通にできないこと、自分の周りの空気の読めない人……。実は多くの人に関係しているといわれながらも、意外に気づかれていないその特質を、「対人関係療法」の第一人者で精神科医の水島広子先生が、数多の臨床経験から解説します。その内容は専門的でありながらも、『ツレうつ』の細川貂々先生がコミックエッセイ化しておりますので、読者のかたに理解していただきやすい内容ともなっております。

いろいろ敏感/マルチタスクが苦手/計画外のことに弱い/ifの話が苦手/顔の見えないコミュニケーションが苦手/グループに入っていけない/あいまいなのが苦手……などなど、自分もしくは身の周りで思い当たるひとはいないでしょうか。この知識を持っておくだけで、水島広子先生いわく、「もう本当に人生の質が変わります」。(YS)